意外と知らない?もずくのもつ特徴や隠れた魅力について詳しく解説

もずくの旬や種類、食べ方などといった「特徴」について詳しく紹介しています。また、もずくのもつ美容効果などといった魅力についても詳しく紹介しています。

暑い夏場によく食べられ、健康的な食品として知られる「もずく」ですが、この食品の「どこが体に良いのか?」といった特徴などは、あまり知られていません。そのため、今回はそんなもずくの特徴や魅力について紹介していきます。

もずくについて

もずくは、海藻の一種で褐色の見た目をした藻類です。他の海藻につき生息する特徴があり、「藻につく」という意味から「もずく」と呼ばれるようになったと言われています。また、沖縄では、昔から三杯酢で食べられており、「酢のり」とも呼ばれています。もずくは「90%以上」が沖縄県産であり、そのほとんどが養殖です。そのため、天然もののもずくは、ほとんど出回っていません。

もずくの特徴

もずくの特徴として挙げられるのは
・独特の食感が売り
・夏は旬じゃない
・種類が豊富にある
・食べ方が豊富にある
・低カロリーである
以上の5つです。順に紹介していきます。

独特の食感が売り

もずくの食感を表現する際にはよく「ツルツル」や「シャキシャキ」といった表現がなされますが、同じような表現がなされる野菜などとは違い「独特の食感」があります。また、歯ごたえがしっかりしているものもあり「この食感がクセになる」と人気を博しています。

ほかには「お酒のあて」「朝食のおかず」などとしても手軽に使えるうえ、価格はかなり安価なため、よく食されている食材の1つです。沖縄や一部の地域、家庭では「おやつ」として扱われていることもあり、朝食、夜食などのタイミングを問わず使える「万能な食材」です。

夏は旬じゃない

もずくのイメージとして「夏場によく食べられる」というものがあるため、よく「旬は夏」という誤解をされています。しかし、実を言うともずくの旬は夏ではなく、おおよそ「春から初夏にかけて」とされています。

一般に「旬が夏」というイメージがついてしまった原因は「食欲が落ちやすい夏場によく食されるから」と言われています。もちろん、夏場に食べるもずくは、さっぱりとして美味しいですが、ぜひ旬のもずくも食べてみてください。

もずくには種類がある

もずくには種類があり、大きく分けると
・細もずく
・太もずく
・岩もずく(石もずく)
以上の3つが挙げられます。それぞれに異なった特徴があるので、順に紹介していきます。

細もずく

一般的には「糸もずく」とも呼ばれており、昔から食用として扱われてきました。しかし、現在では環境が変化したことにより、採取量が減少傾向にあります。他のもずくに比べると「1本1本がとても細くやわらかい」という特徴があり、ツルっと食べやすく口あたりも滑らかです。

太もずく

一般的には「オキナワモズク」とも呼ばれており、他の種類に比べると市販品として一番流通しています。名前の通り「太さ」が特徴で「シャキシャキとした歯ごたえ」が人気です。

岩もずく(石もずく)

「岩に張りついて生育する」という慣習が名前の由来とされています。このもずくは他の種類に比べ「ぬめりが少ない」という特徴を持っているほか、歯ごたえがしっかりしており、口の中で「磯の香りがする」という特徴もあります。

食べ方が豊富にある

もずくは「生もずく」として売られていることも多く、その場合には天ぷらやみそ汁の具、酢漬けなどで食されることが多いです。その一方で「塩漬けのもずく」が売られていることもあります。この塩漬けのもずくは少し特殊で調理前の塩抜きが必要ですが、塩抜きさえできれば、ほどよい塩味のあるもずくになります。そのため、もずく好きにはかなり人気です。

調理例として多いのは
・生もずくを使った「もずく酢」
・もずくを揚げた天ぷら、またはその付け合わせ
・鍋の具材としての利用
・干物にしてスープに入れ利用
などです。このほかにも様々な食べ方があります。「生で食べる」という印象の強いもずくですが、加熱調理するような「天ぷら」や「鍋」とも相性が良いです。また「旬をむかえる」とされる「4月の第3日曜日」は「もずくの日」とされていますので、ぜひこの「旬の時期」に、もずくを使った料理をしてみてください。

低カロリー

もずくは「こんにゃく」などと並ぶ低カロリー食材として知られています。また低カロリーでありながら「ビタミン、ミネラル、食物繊維」などの栄養素も取れる非常にパフォーマンスの優れた食材です。そのため。ダイエット中に最適な低カロリー食品としてたびたびネットなどで話題となっています。

具体的なカロリーですが、おにぎりが100gあたり179kcalなのに対し、もずくは100gあたりわずか6kcalです。この圧倒的なカロリーの低さが「もずくがダイエット食として優れている」と言われる一因です。

よく似た食品「めかぶ」との違い

見た目がよく似ており同じ海藻類のため「勘違いしてしまう」という人も多い食品が「めかぶ」です。しかし「めかぶ」と「もずく」は別物です。具体的な違いは
・「めかぶ」は、とある海藻の一部
・食感が違う
以上の2つです。順に紹介していきます。

「めかぶ」は、とある海藻の一部

めかぶは、もずくと同じく「海藻」の仲間ではあるのですが、めかぶという名前の海藻はありません。めかぶは「わかめの根元近くの部分」のことをさす名称であり、人間でいうところの手や足のような部位の名前です。

食感が違う

めかぶの食感はもずくよりしっかりしており「コリコリとした食感」が特徴的な食品です。しかし、その一方でもずくと同様の調理がなされることも多く、栄養面もそれほど違いはありません。

もずくの魅力

もずくの魅力はその栄養素にあります。この栄養素の名前は「フコイダン」と言います。「フコイダン」はもずくの「ぬるぬる」に含まれる食物繊維の一種です。水溶性の食物繊維であり
・粘質性
・保水性
に優れています。また「糖分の吸収速度をゆるやかにする」という効果もあり「血糖値上昇を抑える効果に期待ができる」とされています。さらに「血中のコレステロール値を減少させる」という効果もあるそうで「糖尿病」や「高脂血症」などといった疾患を持つ方にすすめられることも多いそうです。

その他に期待されている作用は
・抗がん作用
・免疫機能を高める作用
・胃潰瘍の治癒促進作用
などが挙げられます。しかしこれはほんの一部であり、ここでは挙げきれないほど期待される効果は多いです。また、フコイダンは医療的にも注目されています。さらに、もずくは酢と一緒に摂取することで、栄養の吸収が促進されます。そのため「健康に気を使いたい」という方には「もずく酢」がおすすめです。

また、もずくには「アンチエイジング効果がある」とされており、美容に気を使いたい方などにもおすすめです。もずくには「ミネラル」や「フコイダン」といった栄養素が多く含まれているため「抗酸化作用」で髪の毛やお肌の若返りに期待が持てます。さらにそれだけでなく、近年話題の「活性酸素」から体内を守る作用にも期待できます。

まとめ

もずくの持つ特徴や魅力についてはおわかりいただけたでしょうか。「もずくの成分やその効果に驚いた」という方も多いと思います。フコイダンについては、まだまだ研究段階だそうで、これからもっと良い効果が判明するかもしれません。「善は急げ」ともいうので気になった方はスーパーなどへ足を伸ばしてみてください。